3ヶ月ぶりの『劇場』

緊急事態宣言が解除されてから初めて、劇場に向かいました。

自分の学び舎でもある新国立劇場へ。

久しぶりに劇場に入れた事、制作さんや先輩にお会いできた事、、全てにいちいち感動。。。

人と会うってこんなに嬉しい事だったか〜。

『願いのかなうグツグツカクテル』を観劇。

ミヒャエル・エンデ。柔らかく体に染み込んでくる作品でした。観にきていた子供さんもとても喜んでいました!

劇場ロビーに入るまで、パーテーションで仕切られた道を進み、消毒液を持ったスタッフの方に消毒してもらい、来場者カードを記入し、チケットは置きチケットではなく、事前にコンビニで引き取ったものを普段のもぎりのスタッフの方がいる場所で、自らチケットをもぎり、いつも受け取るチラシの束はテーブルに置いてあって、ご自由にお持ち下さいのスタイルで、必ずお持ち帰りくださいの注意書き。。

劇場に入るまでの一つ一つの工程がとても大事に思えて、今までよりもむしろ「私はお芝居を観にきたんだ」という特別感さえ感じました。

席も1席ずつ空けての観劇。

何より一番視界に入ったもので、自分でも意外なほど衝撃を受けてしまったのは、俳優が付けている口元のマウスシールドでした。見る前は、全然平気で何の事ないと思っていたけど、いざ俳優がマウスシールドを付けて舞台に立っている姿を見て何故か泣きそうになってしまった。。。(もちろんそれぞれのお衣装に合わせた素敵な装飾をつけていて、とても工夫を施されていて素敵でした。)

これからしばらくは必需品になるのだろうな。。。

なんとも言えない気持ちがありましたが、そんな事を考えながらもいつの間にかお話に引き込まれていました!

そこにある舞台装置、そこに流れる音響、そこにいる俳優さんと同じ空間を共にする事の愛おしさったらない。

その時の俳優の体温、息づかい、声の音色、それはその時にしか生まれない。その瞬間瞬間にこれまたいちいち感動。

あ〜これだこれだ〜!なんて、観劇している間に、体が劇場空間の感覚を取り戻すためのリハビリを始めました笑。

それを体感する場所に足を運ぶという行為が、どれだけ尊い事だったのか。改めて気付けました。

やっぱり、生のものから得るエネルギーは、すごいや。

愛しい(かなしい)くらいに演劇の存在に感謝した日でした。

同期の、面白い林田くんも出演していて、彼の姿にも胸打たれたのでした!

こちらはお気に入りのカフェにて。紫蘇ソーダ水!紫蘇ジュースの季節になりましたね。喉に良いので、とても好き。今年もおうちで作ろう。

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