はまべのうた 〜ご来場ありがとうございました〜

4月19日、「はまべのうた 」無事に終演致しました。ありがとうございました!!

再演に再演を重ね、様々な選曲をしながら歌ってきたこのシリーズ。今回はヨルノハテのショーケースの中の1つのプログラムとして出演させて頂きました。他のプログラムもとても贅沢で、チェリストの五十嵐あさかさんの回にはパントマイマーのケッチさんと一緒にゲスト出演させて頂き、私は平田俊子さんの詩を朗読しました。ケッチさん、五十嵐さん、平田さん、アーティストの井上リエさん(あのカルディ伝説の絵を描いていらっしゃいます!私ファン!!)、、とにかく今回はすごい才能の方々との出会いに圧倒されまくりでした。

そして横浜の海辺にあるKAATで上演できたことで1つ夢が生まれました。全国の浜辺で「はまべのうた」を歌いたい、と。きっと浦島太郎は日本のどの浜辺にも息づく物語。日本には海を歌う曲がたくさんあります。私自身もっといろんな音楽に出会っていきたいと思いますし、海を歌うということは、誰かに思いを馳せる事でもあると感じ、まだ出会っていない素敵な人々との巡り合いにも胸が膨らみます。

プロデューサーの岡島さんが、この作品を温めて、声と楽器と太郎くんがいればどこでも上演できるでしょう?と言ってくださったことの意味が今になってジーンと胸を震わせます。「オトノハ」 というのは岡島さんが命名してくださった、言葉と歌をいろんなアプローチで育んでいく岡島さんと山﨑のユニット名。「はまべのうた 」の生みの親は岡島さんです。感謝の気持ちでいっぱいです。

「はまべのうた」に限らず、これからきっといろんなシリーズが生まれていく予感もするので!皆様どうぞお楽しみにね!

そして今回も素晴らしい共演者、スタッフの皆様と出会うことができました。まずどんな表情も100点満点の美しさを表現してくれる太郎くんを作ってくださった山田俊彦さん、ジャンルを超えて、夢の世界に誘ってくださったピアニスト田口真理子さん、お客さんの視線を一瞬で奪ってしまったチャーミングな表現者月岡ゆめさん。舞台監督の吉成さんはじめ、スタッフの皆さんも本当に素敵で心強い方ばかりで、バイバイする時すごく寂しかった。。笑。また皆さんにお会いできるよう精進します!

薫風ファンクラブの皆様から、そして座高円寺の芸術監督のシライケイタさん(昨年、桃中軒牛右衛門で夫婦役で共演させて頂いたので皆様の記憶に新しいかもしれません。今年は座高円寺でケイタさんの演出作品に出演予定です!)からもとても綺麗なお花を頂戴しました。ありがとうございます。

そしてもう一つ。父からもらった言葉。「歌はため息の延長。だから歌は本音なんだよ」と。

ハッとさせられました。そしてもっと自分の体には深いところで息を抱えられるところがあるはずとアドバイスをもらいました。まだまだ未熟者ですが、歌と芝居に真っ直ぐ向き合っていきたいと思います。

ご来場、応援くださった皆様、本当にありがとうございました!

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